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建通新聞社(東京)
2019/08/14

【東京】中野区 鷺宮の新設小の規模は延べ1万u

 中野区は、鷺宮小学校と西中野小学校の統合校で基本計画を策定した。校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万0230平方bに確定し、道路を挟んで南側と北側に配置する。基本・実施設計は日総建(渋谷区)が担当し、2020年度末までに完了する。
 学校再編計画の一環として統合し、第八中学校跡地の鷺宮4ノ7ノ3に整備する。校舎の規模は、道路を挟んで北側校舎が延べ7370平方b、南側校舎が2860平方bを予定。普通教室18室、特別教室6室、多目的室、ランチルームや事務室、特別支援学級4室などを配置する。
 屋内運動場(864平方b)は1階と2階、プール(25b×6コース)は屋上に整備する。建物の階高は3・1b。屋上に太陽光発電を設置する。また、キッズルーム(学童クラブ、活動室、乳幼児室)と図書館を南側校舎に設け、地域住民に開放する。
 校庭は面積が4380平方b。120bトラックと50bの直線コースをそれぞれ6レーン設ける他、全面人工芝で校舎と運動場で靴を履き替えない一足制を採用する。現在の児童数は両校合わせて524人となっており、数年は漸増する見込み。
 今後は19〜20年度に基本・実施設計を実施し、20年度に現在の第八中学校を解体。21〜22年度に新校舎を建設し、23年度の開校を目指す。
 既存校舎は鷺宮小学校が鉄筋コンクリート造3階建て延べ4920平方bで、1959年の建設。所在地は鷺宮3ノ31ノ4。西中野小学校は鉄筋コンクリート造3階建て延べ5300平方b。62年の建設で所在地は白鷺3ノ9ノ2。

提供:建通新聞社