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建設経済新聞社
2019/08/13

【京都】円山公園に新たな飲食店建設 事業者選定で緑化審に諮問

 京都市は9日、円山公園における新たな便益施設の事業者選定について市緑化審議会に諮問した。
 今回、円山公園の便益施設区域の中で、平成29年に更地となった区画について、新たな便益施設の公募を予定。この事業者選定にあたり、緑化審に諮問した。緑化審では円山公園新便益施設事業者選定部会を設置することを決めた。
 公募対象区画は、円山公園北西側の飲食店が立ち並ぶエリアにあり、面積は約100u(相撲茶屋「いころ」と京料理店「いもぼう平野家本家」の間の更地)。建ぺい率は60%。募集する用途は飲食店を想定する。
 市が設置許可を行い、選定された民間事業者が使用料を市に支払い、民間事業者が便益施設を建設する。
 今後は、10月開催の第1回円山公園新便益施設事業者選定部会で募集要項案を審議し、令和2年3月開催の第2回部会で事業者選定の審議を行う。同年4月開催の緑化審で事業者選定に係る答申を行い、事業者を決定する予定。
 円山公園(東山区円山町・祇園町・鷺尾町)は、京都市で最も歴史のある都市公園で、国の名勝に指定されている。平成28年には開園130周年を迎え、これを契機に名勝にふさわしい都市公園とするため、「名勝円山公園保存管理計画」を策定。現在、同計画に基づき、再整備を進めている。