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建通新聞社
2019/08/22

【大阪】大阪市 南港市場余剰地活用へMS

 大阪市は、中央卸売市場南港市場の現地改築に伴う余剰地の有効活用に向け、活用手法などを探るマーケットサウンディングを実施する。参加申請と提案資料を10月7〜11日に受け付け、同月下旬にヒアリングを実施、11月中旬に結果を公表する予定だ。
 対象となるのは、南港市場(大阪市住之江区南港南5ノ2ノ48)の南東角部分に位置する敷地面積約6500平方b。既存施設として福利厚生棟や作業所兼倉庫、駐車場、最大6bの築山などがあり、このうち福利厚生棟(鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1500平方b、建築面積1043平方b)と作業所兼倉庫については市が解体撤去する予定。
 求める提案は▽事業内容(実施内容、想定対象者、予想客数、収益モデル)▽希望する事業期間▽希望する契約方法▽希望する規制緩和内容―など。
 市では、基本的に新市場完成後に福利厚生棟などを撤去し、2023年度中に貸し付けを開始する予定。しかし、既存施設を撤去せずに活用する提案も可能としており、その場合は20年度中に貸し付け開始となる。
 南港市場の改築に向けては、現在大建設計(大阪市西区)に委託して実施設計を進行中。20年春に維持管理付き工事として発注し、23年度中の完成を目指している。

提供:建通新聞社