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鹿児島建設新聞
2019/08/30

【鹿児島】曽於市財部中央公民館耐震診断/年明けに結果まとめ

 曽於市は、財部中央公民館の耐震診断を実施する。委託業者を堂園設計に決め、近く着手するもよう。1981年以前の旧耐震基準で建てられた2棟を対象に業務を進め、2020年の年明けにも結果をまとめる方針だ。このほか、末吉総合体育館でも耐震補強に向けた設計が進められている。
 所在地は財部町南俣。建物規模はRC造2階建1750u。1974年12月に建てられ、公民館棟(1404u)と集会所棟(345u)で構成されている。
 業務期間は180日間となっており、来年1月ごろにも結果をまとめる方針。現在の耐震基準に問題があると判定されれば、今後の整備を検討する。
 このほか同体育館(末吉町諏訪方)は、衞藤中山設計が今年度末にかけて耐震補強に向けた計画と設計を進めている。建物規模はRC造2階建3831u(79年3月建設)。
 館内は、大競技場(2573u)と武道場(1258u)が設けられており、それぞれの必要個所に補強を予定。20年のかごしま国体では武術太極拳の会場となっており、競技終了後の10月の着工を前提に発注する見通しだ。

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