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日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/05/09

【埼玉】埼電工組青年部会が通常総会

 埼玉県電気工事工業組合青年部会(橋英之会長)の第34回通常総会が4月26日、さいたま市北区の埼玉電気会館で開かれ、任期満了に伴う役員改選で新会長に江野一政氏が就任した。
 橋会長は2年間の会長職を振り返った後、昨今の会員の減少について触れ「私たちは今以上に絆を深め、共に切磋琢磨し成長していかなければなりません。諸先輩方から引き継いだ部会を次の世代に引き継いでもらうために、魅力ある部会にしたいと思っています。本日の総会では役員改選がありますが、次期会長を皆さんで支えていただきたい」とバトンを渡す新会長に期待を託した。
 当日は沼尻芳治理事長の代理で加藤宗一副理事長が来賓として招かれ祝辞を代読。「従来から行っている森林ボランティア活動などの事業を着実に実施することはもちろんのこと、次のステージに向けた新たな事業にも果敢に挑戦して、組織を活性化していただくことを期待しています」と伝えた。
 役員改選では理事・監事を選任。新会長には東松山支部の江野氏、副会長には熊谷支部の中島直也氏、志木支部の赤池忠徳氏、本庄支部の栗原裕司氏を抜てき。中央会担当理事には本庄支部の沼尻務氏が就任し、橋会長が相談役理事に、外村達也相談役は顧問理事に就いた。
 江野新会長は「先日発表された新元号の令和には、若い世代が活躍できる時代であってほしいという願いが込められているそうです。近年の部会員の減少に歯止めを掛けるため、部会の魅力を発信し、新会員の増強とともに次世代後継者を育成していきたいと思います」と就任の抱負を述べた。
 議事ではこのほか2018年度事業報告・決算報告承認の件、19年度事業計画・収支予算決定の件などについて審議し、全会一致で可決した。
 このうち事業計画には、変化に対応できる強い組織づくりと要となる人材を育成することを目的に、青年部会活性化持ち回り役員会、スキルアップ研修会、若手人材確保事業などを盛り込んだ。また経営事項審査の点数の取り方を学ぶ研修会などを継続実施。会員のメリットとなる各種事業を展開する。