トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2019/09/11

【岐阜】カセガ橋と祢宜ケ沢上橋整備 早ければ2021年度 飛騨市

 飛騨市は、市道新設改良事業で、杉原小豆沢線に架かるカセガ橋と祢宜ケ沢上(ねがそれ)橋の整備を計画しており、カセガ橋の詳細設計を大日コンサルタント飛騨事務所(飛騨市)に委託した。履行期間は2020年3月31日まで。高山本線に架かる橋のためJR東海との協議を進めながら設計をまとめる。早ければ21年度に2橋の工事を発注する。
 カセガ橋と祢宜ケ沢上橋は杉原小豆沢線の一部で、JR高山本線をまたいでいる。いずれも架設年度は不明で、老朽化が進んでいるため、既存橋の上に仮設橋を設置し対応している。カセガ橋は橋長23b、全幅員4・3b。祢宜ケ沢上橋は橋長14b、全幅員4・5b。基本的には、現在の場所に架け替える予定。
 カセガ橋の新橋の橋長は23b、全幅員4・3b。構造は上部がプレテンション橋、下部が杭基礎を予定している。
 祢宜ケ沢上橋の新橋の橋長は14b、全幅員5b。構造は上部がPC単純プレテンション桁橋、下部が杭基礎を予定している。祢宜ケ沢上橋の詳細設計は大日コンサルタント飛騨営業所(飛騨市)が17年度にまとめている。
 また祢宜ケ沢上橋の架け替えに伴い、既存橋の上に仮設橋を設置して対応している水道管を独立した水管橋として、橋の近くに新設する。延長は約20b、管径は150_となる。両側に接続する水道管を既存管から切り替える部分の約60bも含む。水道管の詳細設計は中央設計技術研究所(飛騨市)が担当した。
 水道橋を含む3橋の所在地は宮川町杉原地内。

提供:建通新聞社