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建通新聞社
2019/09/18

【大阪】UR 千里津雲台団地再生計画の検討開始へ

 UR都市機構西日本支社は、千里津雲台団地の団地再生事業を実施する。本年度は同事業の基本計画検討業務を一般競争入札で委託する(公告済み)。
 基本計画検討業務では、基礎調査・課題抽出(千里ニュータウン、同団地の整備当初の設計思想や経緯などの整理、団地の現状把握、分析及び課題など)、コンセプト(建替後賃貸住宅・整備敷地について全体コンセプト、団地のブランディング戦略)などの設定・検討、土地利用計画・事業展開(計画戸数の設定・500戸未満と500戸以上とする場合に分けて設定、建物ボリュームの検討)の策定、建て替え後賃貸住宅敷地の概略建設計画(住棟住戸プラン、建物配置計画、オープンスペース計画他の検討)の策定、整備敷地の活用方策(団地の価値向上と千里ニュータウン全体のまちづくりのふたつの観点から効果的な整備敷地の活用方策)などの検討、費用対効果分析などを行う。納期は2020年12月11日。
 同団地は住戸数1100戸で、1964年に管理を開始した。今年3月に団地再生事業に着手した。基本計画検討業務では事業の推進に向けた基礎的な計画の検討を行う。所在地は吹田市津雲台2ノ1他。
 千里津雲台団地における団地再生事業実施に係る基本計画検討業務の一般競争入札に参加を希望する者は、申請書を9月24日までに提出する。入札期間は10月29日まで。開札日は翌30日。

提供:建通新聞社