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日刊建設工業新聞
2019/09/12

【鳥取】国道181号改良工事を発注/江府町新庁舎前に右折レーン

 県日野県土整備局道路整備課は土木一般A級を対象にした国道181号線道路改良工事(江府町江尾地内)を近く発注する。当事業は旧江府中学校跡地に江府町役場新庁舎を建設するにあたって、入り口部に当たる交差点と周囲400bの国道区間の改良を図るというもの。現地は急カーブになっており、対向車の視認が困難である事が危険視されている。また新庁舎運用開始後は右折車両の増加も見込まれるため、交通安全対策と渋滞回避を目的に国道を拡幅し右折レーンを設置する。設計はアサヒコンサルタントが担当。現在、20年6月末の完成を目指し大松建設・大協組・岩崎組JVによる新庁舎建設工事が進行中であり、調整を図りながらの施工が求められる。
 今年度の工事では庁舎建設予定地前の延長299・4b区間において、道路土工、擁壁工、側溝工、ボックスカルバート工、舗装工などを実施。現地には高さ2bの防音壁が設置されているが、この度の工事で一旦撤去し、来年度の工事で再設置する。概算工事費は9500万円程度で、工期は20年3月16日を見込んでいる。残りの延長約100b分の土工や表層工の実施は来年度に持ち越しとし、新庁舎供用開始に間に合うよう、なるべく早い時期の発注を目指すとの事。

日刊建設工業新聞