トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2019/09/06

【鳥取】18年度優良工事の選定着手/成績点84点以上が中心

 県土整備部は「2018年度優良建設工事施工者」の選定手続きに5日までに入った。各発注機関に工事成績一覧を照会しており、今月12日までに候補現場の推薦書を作成し提出するよう依頼した。10月中旬にかけて優良施工者を決定する。
 選定の対象は18年度に完成検査を終えた請負対象設計金額500万円以上の建設工事856現場。表彰件数は50件以内とし、基本的に工事成績上位を優先して候補を絞り込む。
 本紙調査によると、18年度工事成績の状況は84点以上が42件に上り、ハイレベルな現場が数多くそろった。最高点は87点をマークした2件で、いずれも設備工事。次点86点は土木と建築1件ずつ、85点は土木4件、建築1件、設備1件がそれぞれあった。
 候補現場はこれら84点以上42件を中心に選ばれる見通しで、84点未満であっても各発注機関の長による「特別推薦」で数件程度の追加がありそう。このため表彰件数は少なくとも昨年度の40件を上回ることが確実視される。
 今後の選定手続きは、各発注機関から提出された推薦書をまとめて今月内にかけて最終審査に入る。同部では「10月中旬までには正式に決めたい」(県土総務課)と説明しており、優良施工者と併せて優良技術者を選考し11月の表彰式典で知事表彰する。

日刊建設工業新聞