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日刊建設工業新聞
2019/09/04

【鳥取】県内外コンサル11者が受賞/若手優良技術者3人も表彰

 県土整備部の「18年度優良業務表彰式」が3日県庁であり、優れた成果品を納めた県内外のコンサルタント11者と若手優良技術者3人が部長表彰された。
 表彰制度は今年で5回目。18年度に完成した設計金額500万円以上の業務304件の中から、成績点数92点以上で難易度が高く、事業の進ちょくに貢献が認められた成果品14件が優良業務に選ばれた。
 部門別では▽土木関係建設コン部門9件▽測量・地質・補償関係コン部門4件に加え、今年度新設した▽県外向けコンサル部門1件。このうち西谷技術コンサルタントとシンワ技研コンサルタント、エイト日本技術開発の3者は各部門にまたがってダブル受賞を果たした。各業務の配置技術者は来年度以降の簡便型総合評価に加点される。
 また、今回から若手技術者のモチベーションアップにつなげるため、40歳未満を対象に「若手優良技術者」として表彰する制度を創設。優良業務と同等の成績を収めた業務に携わったシンワ技研コンサルタントの土居裕彰氏(39)、アサヒコンサルタントの森大樹氏(29)、西谷技術コンサルタントの林原康二氏(39)の3人が披露され、それぞれ表彰を受けた。
 表彰式には受賞コンサルの代表者や担当技術者27人が出席。草野愼一部長が「安全安心の県土づくりに質の高い資料を作っていただいた」と労をねぎらい、一人ひとりに表彰状を授与。受賞者を代表して西谷技術コンサルタントの山本賢一郎社長は「自然災害への対応などさまざまな課題に今後も微力ながら努力していく」と誓った上で、「若手技術者の表彰は大きな励みになる」と謝辞を述べた。

日刊建設工業新聞