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建設新聞社
2019/09/18

【東北・福島】前田建設工業の設計・施工/Jヴィレッジ全天候型練習場の多目的化

 福島県企画調整部は、Jヴィレッジ全天候型練習場の多目的化改修に係る設計・施工・工事監理一式を前田建設工業と1億2300万円で契約した。
 公募型プロポーザルで同社を選定し、8月26日に見積もり合わせを行い、同30日付けで契約した。なお、プロポーザルでは同社のみが提案書を提出した。予定価格は1億2300万円。
 全天候型練習場は、サッカー・ナショナルトレーニングセンターのJヴィレッジ(福島県楢葉町山田岡字美シ森地内)内で2018年9月にオープンした、屋内運動場では国内初のサッカーグラウンド一面を有する施設。規模はS造2階建て、延べ1万0158・18平方b、高さ24・81bで、屋根部分は膜構造となっている。
 今回の改修は、Jヴィレッジが東京五輪サッカー日本代表の強化拠点、聖火リレーのスタート地点に決定したことなどを受けてのもの。さまざまな用途を想定し現在の用途「スポーツ練習場」から収容人数4000人以上の「集会場」に変更するため、避難階段や防火壁、非常用照明、非常用電源などを含む改修設計および工事を行う。工期は20年3月20日まで。

 提供:建設新聞社