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建通新聞社(中部)
2019/09/24

【愛知】一宮市 冨田山公園再整備 PFIで事業者

 一宮市は、冨田山公園再整備に向け、12月2日に国土交通省主催で行われるプラットフォームサウンディングに参加する予定だ。スケジュール案では、サウンディング後に事業手法の比較検討、整備方針の再検討を行いながら、2020年4月19日に民間主催の実証実験を予定している。20年度には再整備案を整理し、3次サウンディングを実施する。21年度に公募設置管理制度(Park―PFI)を使って事業者を公募し、年度末に設計・施工に着手する。
 同市は18年度に冨田山公園再整備手法検討委員会を立ち上げ、1次サウンディングを行って企業の意向をヒアリングした。これを基に市主催の実証実験を行いながら、民間活力導入計画と公園整備基本構想案を策定している。
 基本構想素案では、計画地内を横断する名神高速道路と東海道新幹線高架下に200bのインラインスケートコース、仮設スケートパークを整備し、芝生広場にはストライダー、BMX、マウンテンバイクのコースを設ける。
 尾西河川敷グラウンドの北側は浅瀬となるよう木曽川護岸を整備し、ボート置き場、シャワートイレを設置して、スタンドアップパドルやカヌーなどのウオータースポーツサイトにする。
 尾西グリーンプラザ宿泊跡地には、にぎわいサイトとして木曽川が眺望できるレストラン、カフェ、産地直送市場、シェアサイクリング施設を建設。屋外はイベントスペース、バーベキューエリアとして活用する。事業者提案として、建物は宿泊施設や児童館、地域コミュニティー活動の場としての利用も想定している。
 公園内には、尾西グリーンプラザ(鉄筋コンクリート造2階建て延べ約3000平方b)、尾西プール管理棟(鉄筋コンクリート造平屋707平方b)、長水路・短水路・徒歩プール、木曽川河川敷サイクリングロード、尾西河川敷グラウンドなどが配置されている。
 所在地は冨田字砂原2118他。

提供:建通新聞社