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　徳島県は、地域医療介護総合確保基金にかかる２０１９年度県配分（介護分）の概要を13日の県議会文教厚生委員会（事前）で示した。国の内示額は４億３４５２万円。県は介護施設等の整備に関する事業に２億６３９１万円、介護従事者の確保に関する事業に１億７０６０万円をそれぞれ配分する。
　介護施設等の整備に関する事業には補助額に加え基金積立額２億０７１１万円を合計した４億７１０３万円を地域密着型サービス等施設整備（地域密着型特別養護老人ホーム等の整備）への助成、介護施設等の施設開設準備経費等支援事業、特別養護老人ホーム等のユニット化（個室化）改修等支援事業に充て、社会福祉法人等の事業推進を支援する。
　また、介護従事者の確保に関する事業には基金積立額を合わせた２億０７２５万円を、福祉・介護人材マッチング機能強化事業といった参入促進に関する事業、資質の向上に関する事業（介護支援専門員資質向上事業等）、労働環境・処遇の改善に関する事業（管理者等に対する雇用管理改善方策普及・促進事業等）に充てることにしている。

提供：建通新聞社