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建通新聞社(中部)
2019/10/02

【愛知】栄・三越ビル建て替えへ構想

 【名古屋市中区】不動産業を営むオリエンタルビル(名古屋市中区栄3ノ5ノ1)が、名古屋市中区栄の百貨店「名古屋三越栄店」が入る商業ビルを建て替える構想を練っていることが分かった。現段階では名古屋三越など他の地権者との協議などは行っておらず、今後慎重に協議を進め、2024年度までに計画をまとめる考えだ。
 建て替え後の規模は、地下4階地上34階建て延べ約13万平方bを想定。建て替えに当たり、名古屋市から都市再生特別地区の指定を受け、容積率の緩和措置を求める考え。高さは約180bで、現段階で計画されている栄地区での建物としては最も高いビルとなるという。同地区のランドマークとなる建物を目指すもようだ。
 新ビルは高層階、中層階、低層階のフロアで構成。高層を高級ホテル、中層を国際会議や宴会などで使えるコンベンションホール、低層を三越などが入る商業施設とする考えだ。また、低層と中層の間で建物をセットバックし、低層の屋上部分に植栽などを施すとともに屋根付きのベンチなどを設置し、来場者の憩いの場となるスペースを確保する予定。
 設計は久米設計名古屋名古屋支社(名古屋市中村区)が担当。設計の内容については、今後の地権者合意に向けた交渉で出た提案なども踏まえ、24年度までに内容を固めるもようだ。
 既存建物の規模は、鉄筋コンクリート造地下3階地上9階建て延べ約7万6600平方b。1954年に完成し、老朽化が進んでいる。現在高まっている栄地区の再開発の機運に合わせて建て替えを検討することとなった。
 建て替え完了は29年度としている。
 
 「栄の再開発など活発化」

 今回の栄・三越ビルの建て替えの他にも、栄地区では、中日ビルの建て替えや丸栄跡地の再開発、久屋大通公園の再整備などなど官民問わず開発に向けた動きが活発化している。また、同地区は地下鉄駅徒歩圏の立地として、マンション開発の需要も高い土地だ。地価変動率を見ても、名古屋市中区は年々上昇幅が拡大しており、これからの開発にも期待が集まる。

提供:建通新聞社