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滋賀産業新聞
2019/10/04

【滋賀】近江八幡市 健康ふれあい公園のサッカー場整備

 竹町の一般廃棄物処理施設「環境エネルギーセンター」に隣接して、子どもから高齢者までが利用できる市民の健康増進のための運動公園「市立健康ふれあい公園」の整備を進める近江八幡市が、第1期・プール棟(17年6月オープン)に続いて工事を行なった第2期・屋根付き多目的広場がこのほど完成、供用を開始した。現在、今年6月に発注した第3期(クラブハウス〔S造平屋建、293平方b〕、プロムナード、駐車場〔約100台分〕)整備工事が大山建設(高島市)の担当で来年3月の竣工を目指して進められており、続く第4期(サッカー場〔面積約1万平方b、人工芝、夜間照明6基、観客席最大450人程度〕)整備工事についても、19〜20年度に跨る工事として今年度中に発注を予定。5年前にまとめられた詳細設計の精査を12月中の完了を目途に行ない、年明け早々にも一般競争入札を公告、市議会3月定例会で工事請負案件として上程、承認を得て今年度内の契約・着工を目指して行く。
 第4期工事に係る予算は、19年度当初予算に、新エネルギーパーク整備事業費として計上した歳出予算5億7852万1千円(第3期工事に係る予算を含む、設計監理委託料583万2千円、測量設計委託料80万円、施設整備工事費4億8731万9千円、アクセス道路整備工事費8000万円)の残予算と、債務負担行為(20年度)で竹町都市公園整備事業の名称で確保した(限度額)2億9037万2千円の合計。
 なお、「市立健康ふれあい公園」は、敷地面積A4・6f。隣接する一般廃棄物処理施設で発生する余熱を熱源に利用する温水プールにトレーニングルーム、フィットネススタジオを備えた「プール棟」を第1期で建設(施工=西村建設〔湖南市〕)し、隣接して第2期でS造平屋建、2794平方b規模(地面は砂入り人工芝で、ゲートボールなら6面、テニスコートなら3面、フットサルコートなら2面がとれる広さ)の屋根付き多目的広場の建設(施工=ヤマタケ創建〔竜王町〕)を完了。
 19年度に第3期、19〜20年度で第4期の整備を行なった後、21年度に第5期で児童遊戯場(約1500平方b)、グラウンドゴルフ場(約5000平方b、天然芝)を整備して、健康増進に対する市民ニーズに応えるとともに、緊急時避難場所としての機能も想定した公園全体の完成となる。公園全体の設計は、鰹シ田平田設計大阪事務所(大阪市西区)が担当。
 また、並行して進めるアクセス道路の整備も、先行整備したふるさと農道から公園に通じる道路を、第2期・屋根付き多目的広場の完成に合わせ供用を開始。今後、県道大房東横関線から公園に通じる市道東横関竹町線の整備を、残る公園施設の整備に合わせ進捗を図って行く。

提供:滋賀産業新聞