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建通新聞社(中部)
2019/10/08

【愛知】愛サ協 サッカー場整備20年10月ごろ着工

 【愛知県知多市】愛知県サッカー協会(名古屋市瑞穂区洲山町2ノ21)は、知多市フットボールセンターを整備する。整備予定のサッカー場全4面のうち、2020年10月ごろに人工芝サッカー場1面の整備に着手する見込みだ。設計の委託先は非公表。施工者については今後決定するとしている。
 同センターには、人工芝コート3面と天然芝コート1面を整備する。場所は現知多市ふれあい広場と現緑広場の跡地。このうち、ふれあい広場に整備する人工芝と天然芝のコート1面ずつを1期事業、緑広場の人工芝コート2面を2期事業に位置付ける。1期事業の人工芝コートは21年4月に供用開始。天然芝コートは21年6月までに着工し、10月に供用開始する見通し。2期事業の整備時期は検討中だが、遅くとも25年度中には整備を完了したい考えだ。
 各コートの面積は今のところ未定だが、天然芝コートは整備面積を大きく取り、試合ごとにピッチを移動させて芝への負担低減を図る。人工芝コートでは、天然チップなど従来の黒ゴムチップ以外の使用も検討。建築物は、事務所と人工芝管理用の倉庫を整備する予定だ。夜間用LED照明については、供用開始後に順次整備していく。また将来的に、天然芝コートには500〜1000席の観客席を整備して、日本女子サッカーリーグの公式戦開催を目指すとした。
 整備予定地の周辺では、知多市による名鉄朝倉駅を中心とした「朝倉駅周辺整備事業」が進められている。同センターは使用目的をサッカーに限らず、他種目や地域住民のイベントにも使っていく方針で、市中心部活性化のスポーツ面での柱となることが期待されている。
 知多市ふれあい広場の所在地は知多市緑町44、敷地面積は2万6881平方b。緑広場の所在地は緑町12ノ3、敷地面積は3万5000平方b。現在、少年野球場として使用されている両施設については、知多市が代替施設を整備する予定。

提供:建通新聞社