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北陸工業新聞社
2019/10/23

【石川】来年度の着工視野に/白帆台町営住宅第1期/内灘町/浦で設計進む 

 内灘町は同町白帆台2丁目で計画する「白帆台町営住宅第1期」について、20年度の着工を視野に実施設計作業を進めている。同業務は浦建築研究所(金沢市)が担当しており、来年1月末までに詳細を取りまとめる予定だ。
 町営住宅は、県が白帆台ニュータウンで進める県営住宅団地の整備に合わせて建設される。県営、町営全体で計55棟111戸分の木造平屋・2階建てタイプを整備し、内訳は県が45棟90戸、町が10棟21戸。県産材などを使用し、茶系色を基調とした外観で統一、街並み景観との調和を図る。昨年9月には県の1期分15棟30戸が完成している。
 町営住宅1期分の計画は5棟10戸で、1棟2戸構成となる。間取りはすべて2LDKで、1戸当たりの面積は60〜70平方メートル程度。県営住宅団地に隣接する用地4260・45平方メートルに整備する。来年度中の完成を目指す。
 町は今後の2期分5棟11戸について、県の第2・3期計画と連携しながら事業を進める方針。
 白帆台地区には、昨年4月に白帆台小が開校。20年度にはのと里山海道に「白帆台インターチェンジ」(仮称)が完成予定で、定住人口の拡大や地域交流のさらなる活性化が期待される。

hokuriku