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建通新聞社(神奈川)
2019/10/28

【神奈川】台風19号 24河川などで被害 県まとめ

 神奈川県災害対策本部(24日)に各部局が報告した内容によると、台風19号によってこれまで県土整備局所管の24河川114カ所、砂防指定地18渓流などに被害が発生。県立学校等では346件の被害が報告されている。企業庁関係施設では長野浄水場の取水口直下の導水管が斜面の崩落によって流出した。これら施設の多くについて、被害金額の集計や復旧方法の検討が進んでいる。
 県土整備局所管施設のうち、河川の施設被害は24河川114カ所。小鮎川(清川村煤ケ谷)の護岸破損約50b、串川(相模原市緑区青山)の護岸破損約100bなどを挙げている。砂防関係は狩川(南足柄市雨坪他)の護岸破損約400b、世附川(山北町世附)の堰堤破損など。
 道路については、国道138号(箱根町宮城野付近)で大規模な土砂崩落があったため通行止めとし、復旧方法を検討している段階にある。この他、南箱道路(工事中)で築造した構造物が100b程度破損しているという。
 県立学校の被害件数は高校283件、中等教育学校1件、特別支援学校42件、社会教育施設など20件の合計346件。被害種別の件数内訳は、▽建物破損115件(窓ガラス、雨樋の破損、屋上防水シートの剥離など)▽工作物破損77件(防球ネットの破損、フェンスの傾きなど)▽倒木48件▽雨漏り106件―となる。
 企業庁関係施設は、長野浄水場の他に底沢浄水場で被害が生じた。周辺の大規模な土砂崩れにより、取水口付近に土砂が堆積。仮設ポンプにより暫定的に別系統から供給している。現在、復旧方法を検討している。
 利水ダムでは、相模貯水池湖内に大量の流木が漂着。湖岸崩落もあるため、こちらも復旧方法を検討している段階にある。
 農林水産関係については、山腹崩壊などの林地被害、法面・路側崩落などの林道施設被害、治山施設被害が合計391カ所で発生。地区別では県西の185カ所が最多で、県央の146カ所がこれに次ぐ。
 県営漁港では小田原漁港本港耐震強化岸壁の背後護岸の一部損壊、城ケ島階段護岸の基礎沈下、1号護岸の崩落などが起きている。
 なお、建物被害の状況は、24日午後1時現在で全壊35棟(相模原市18棟、川崎市15棟など)、半壊34棟(横浜市17棟、相模原市6棟、鎌倉市5棟など)、一部破損605棟(横浜市365棟、相模原市64棟、三浦市55棟他)など。

提供:建通新聞社