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建通新聞社
2019/10/29

【大阪】河内長野市 市庁舎ESCO事業を公告

 河内長野市は市庁舎(原町1ノ1ノ1)本館・別館を対象に、同市初となるESCO事業を導入する。ギャランティード・セイビングス契約を採用し、施設全体で省エネルギー率14%以上、高い二酸化炭素削減率を実現させたい考えだ。11月13日まで参加表明を受け付ける。
 業務は、▽設計、施工、管理と関連業務▽契約期間内の設備維持管理▽省エネルギー、二酸化炭素排出削減量の計測、検証▽既存設備運転管理指針に基づく助言業務―など7項目。
 参加表明を受けた後、2020年2月中旬に優先交渉者を決定する予定。20年8月に契約締結後、21年3月31日までを設計、工事、試運転の調整期間としている。サービスの開始は21年4月1日から最長3年間。
 本館の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上8階建て延べ1万5551平方b、別館が鉄骨造2階建て延べ1097平方b。両施設は1988年に建築された。
 同市庁舎が18年度に排出した二酸化炭素は623d、一次エネルギーの消費量は1万4153ギガジュール。

提供:建通新聞社