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建通新聞社四国
2019/11/01

【徳島】鳴門市 道の駅造成実施設計等に着手へ

 鳴門市は、国道11号沿いに整備を計画している「道の駅なると(仮称)」の造成工事実施設計に11月から着手する。道の駅詳細設計、一般構造物設計、仮設構造物設計の他、開発申請書作成も含め、業務を11月8日に入札する運び。順調なら2020年7月末の期間で業務を進め、早期整備に備えていく。
 道の駅は、大津町備前島字蟹田の越335ノ1他の敷地約1万0900平方bに整備する。施設の詳細については、指定管理候補者のTTC(静岡県熱海市)が提案した事業提案等を踏まえ、市と指定管理候補者の間で協議した上で、基本設計に反映させている。
 基本設計は事業認定図書の作製も含め寒川建築研究所(高松市)が担当。本年度末までの期間で業務を進めている。配置計画等基本設計の具体的内容については現時点で明らかにされていないが、休憩機能・情報発信機能・地域連携機能・防災・環境保全機能を有する施設を想定している。
 計画では、24時間利用可能な駐車場やトイレ、屋内外休憩スペース、道路情報施設、地域情報発信施設、サイクリスト支援施設、飲食施設(産直レストラン、軽飲食施設)、物販施設(物産館、パン工房)、交流体験学習施設(交流広場、体験交流研修施設、屋内プレイルーム)、管理施設などの他、道路利用者の1次避難場所として避難者などに72時間対応できる非常用電源装置、災害時用トイレ、電気自動車充電施設を備えることにしており、20年度に業務委託する建築の実施設計に反映させていく見通し。
 21年度末の供用開始を目指している。

提供:建通新聞社