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建通新聞社
2019/11/11

【大阪】もと淀川区役所跡活用提案 受付期間を延長

 大阪市は、もと淀川区役所跡地などの有効活用に向けた事業者公募で、参加申請書類の受付日などを変更する。審査は計画提案と価格の二段階方式で実施。参加申請書類の受付日を当初の12月6日(配達日時指定)から2020年3月6日(同)に変更。これに伴い、価格提案審査日も6月2日に変更し、翌3日に事業予定者を決めるスケジュールとした。
 プロポーザルの実施要領の中に、近傍土地を含めた一体的な活用提案をする場合の条件などを記載していなかったことから、提案検討の期間を確保するため受付期間を延長した。
 開発事業者は、約5400平方bを賃借し、条件となっている図書館と駐輪場を建設する他、商業施設などを整備して敷地の活用を図る。借地期間は50〜70年の間で事業者が提案する。賃料については月額440万8000円を想定している。
 対象用地は全体で約5418平方b。もと区役所と保健福祉センター、その他市有地で構成する。所在地は大阪市淀川区十三東1ノ21ノ3など。阪急十三駅から約200bの場所で、府道大阪高槻線に面し、淀川河川公園にも近い。
 市が想定する機能としては、▽延べ床面積1000平方b程度の市立図書館(1フロアで整備し、内装も事業者が整備)▽450平方b程度の駐輪場(約350台分)▽図書館と一体感のある飲食店、書店など―など。
 既存施設の撤去は事業者の負担により行う。図書館の運営可能期間は最低50年確保するものとし、期間終了後は更地にして市に返還する。

提供:建通新聞社