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滋賀産業新聞
2019/11/13

【滋賀】滋賀県 県営土改事業「栗見出在家地区」の農地整備

 東近江市栗見出在家町の一部、地積63・9fを対象に、県営土地改良事業「栗見出在家地区」農業競争力強化農地整備事業の20年度(令和2年度)新規採択を目指した手続きが進められている。概算総事業費は5億8100万円。内、工事費は4億6970万円を見込む。
 同地区は、市の北西部に位置し琵琶湖に面した農業地帯。昭和50年代後半に、団体営ほ場整備事業により40e区画に整備されているが、現状では用水路は石綿管のパイプラインであり経年劣化により漏水が発生し、一部では水はけが悪く作業効率や生産性が悪い状況となっている。また、区画整理が実施済みではあるが小区画のため、担い手への利用集積を促進していくにはより一層の営農の省力化・効率化が求められている。
 このため、用水路の改修及び畦畔除去による区画拡大、暗渠排水の整備を行ない、担い手(認定農業者・法人)の効率的かつ安定的な農業経営の充実を図り、地域農業の持続発展に向けた後継者を育成するために、事業の実施を目指しているもの。

 主要工事計画は、次の通り。

▽用水路工=VU管、L8044b(概算工事費4億0300万円)
▽暗渠排水工=A6・4f、集水渠VUφ100_×L37b、吸水渠VUφ50〜100_×L1050b(同2070万円)
▽揚水機工(同4600万円)

※総事業費は、これに▽測量試験(7230万円)▽用地買収補償費(1200万円)▽工事雑費(500万円)▽事務費(2700万円)を合わせた合計5億8100万円。

提供:滋賀産業新聞