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北陸工業新聞社
2019/11/14

【福井】新担い手3法に現場の声を/福井県建専連近畿整備局と勉強会/会員アンケートも分析 

 福井県建専連(吉田勝二会長)は12日、近畿地方整備局との間で、新担い手3法をテーマに、勉強会を開催した。福井市手寄のアオッサで。
 近畿整備局から、永富栄三建政部建設産業調整官と、山本宜弘建政部建設産業第一課長補佐の2人を招いた。両氏による3法のポイント説明を受け、自由討論に入った。
 鉄筋業は、建設キャリアアップ制度の有効性の拡大にむけ「加入率が100%となるよう徹底的な運用を」と強く要望。局側は「義務化はできないが、重点的に取り組みたい」と意欲を示した。
 室内工事は、「日給制から月給制へ、比重を高める方策を」と求め、局側は「業種の相違や、働き方の多様化も進み、一律には無理。ただ、今後も実態を把握し、即していきたい」と応じるなど、現場の切実な課題を持ち寄り、考え合った。
 第4回の活性化委員会も開催。自前の会員アンケート結果(回収率70・9%)を分析し、今後の活動展開を討議した。

hokuriku