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建通新聞社(神奈川)
2019/11/19

【神奈川】県県土整備局 Park―PFI事業者の公募開始

 神奈川県県土整備局は、観音崎公園を対象とするPark―PFIの事業者公募を開始した。12月13日まで参加登録、2020年1月6日から31日まで申請書類(公募設置等計画など)を受け付ける。事業者候補(公募設置等予定者)を3月中旬ごろに選定する方針だ。
 応募対象者は、Park―PFI事業を実施する民間事業者、またはそのグループ。参加登録は都市公園課のホームページで受け付ける。その後、公募設置等計画など関係書類を審査するなどして事業者を選定し、計画認定、協定締結に至る流れ。計画の有効期間は工事着手から20年以内。
 観音崎公園(横須賀市鴨居、走水、約70・4f)でPark―PFI事業を実施するのは、「たたら浜園地」と第6駐車場など最大で約7000平方b。事業者はここで、公募対象公園施設(収益施設)の設計・設置、管理・運営などを担う。事業開始は20年度中で、整備を終えた21年度以降に運営を行うスケジュールだ。
 県県土整備局はPark―PFI制度の導入に向け、観音崎公園と四季の森公園(横浜市緑区、旭区)でのマーケットサウンディング調査を実施。観音崎公園に対して、2事業体から二つの提案が寄せられていた。
 Park―PFI制度では、公募で選定された事業者が公募対象公園施設を設置・管理するとともに、公園管理者が指定する園路や広場などを合わせて整備することが求められる。特例措置として、▽設置管理許可期間の特例(10年から20年へ)▽建ぺい率の特例(2%から12%へ)▽占用物件の特例―といったインセンティブとして適用される。

提供:建通新聞社