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建設経済新聞社
2019/11/18

【滋賀】市立プール整備運営事業 VFM約10・52%

 草津市はこのほど、(仮称)草津市立プール整備・運営事業をPFI法に基づく特定事業に選定した。現在価値ベース換算の財政支出額は、市自ら実施の134億6748万7000円と比較して、PFIでは120億5043万1000円、VFM約10・52%を期待できると見込んだ。
 事業方式はBTO方式。
 事業期間は、整備、道路付替期間−事業契約締結の日から5年7月末まで(開催準備期間を含む)。運営・維持管理期間−5年8月1日から20年3月末まで(14年8ヵ月)。
 事業範囲は、施設整備業務−設計業務、建設業務及び工事監理業務、開設準備業務、施設引渡し及び所有権移転業務。道路付替業務−設計業務、道路付替工事、工事監理業務。運営・維持管理業務。
 計画地は、草津市西大路町外地先。面積はプール整備計画地約1万3700u、駐車場整備計画地約6200u。
 施設構成は、プール棟−屋内50mプール(水深0〜3m、可動床・可動壁)、飛込兼用屋内25mプール(可動床)、選手控室、会議室、医務室、器具庫など関連諸室等。
 付属施設−飛込ドライランド、トレーニングルーム、スタジオ、キッズスペース等、管理・共用施設−受付・事務室、応接室、中央監視室、設備室、倉庫、授乳室等。
 延床面積合計1万3500u程度。
 本施設のほかに自由提案施設(事業者の任意の提案による)。
 プール棟建築面積8500u以内。プール棟以外の建築物の建築面積700u以内。
 市では、10月補正予算に、債務負担行為として、造成、外構を含む施設整備(設計、建設)業務、道路付替業務、運営・維持管理業務を一括して、限度額・126億1780万円、期間・元〜19年度を設定、14日の市議会本会議で議決した。
 今後、今月中に入札公告し、2年3〜4月に落札決定、2年6月に事業契約を締結する予定。