トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2019/11/25

【愛知】小牧市 本庄土地区画整理 3月都計決定へ

 小牧市は、本庄土地区画整理事業の事業計画案を策定した。縦覧を経て2020年3月の都市計画決定の告示を目指す。決定後は、早期に事業計画書作成業務を委託する予定だ。
 事業地内の幹線街路は東西の一般県道江南池内線、南北の一般県道犬山春日井線。江南池内線は一部の幅員を変更し、犬山春日井線への右折車線を設置する。犬山春日井線は本庄・本庄西交差点に右折帯を設けるとともに、本庄交差点から東が曲線で視認距離が不足しているため、線形を変更する。事業地内の県道は市が、大山川に新設する橋梁と大山川以南の犬山春日井線は県が整備する。
 緑地は6カ所に設置する。面積はそれぞれ3600平方b、2700平方b、1300平方b、280平方b、250平方b、100平方bで、地下に調整池を整備するかどうかを検討中。公園は4カ所で、面積2600平方b、2300平方b、1800平方b、1000平方bの街区公園を設ける。宅地は土地利用計画、土地利用形態を考慮して配置する。各宅地とも道路面より高く整地する予定。
 施行区域は本庄黒羽根他の面積25・4f。同地区は市北部の中央に位置し、主要地方道春日井各務原線、一般県道明知小牧線、尾張広域緑道、大山川に囲まれている。工業系地域として基盤が未整備なため、無秩序な土地利用が形成される恐れがあるとして、工業系市街地の形成に向けて都市基盤を整備する。17年3月に策定した都市計画マスタープランでは面的整備を検討する方針を示している。
 促進調査業務は中央コンサルタンツ(名古屋市西区)が担当。

提供:建通新聞社