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北陸工業新聞社
2019/11/28

【富山】アミューズ施設整備など/自民党議員会が知事要望 

 自由民主党富山県議会議員会の鹿熊正一会長ら役員は26日、県庁に石井隆一知事を訪ね、20年度県予算に対する要望書を提出した。
 鹿熊会長は「県政の重要課題として21項目の提言をまとめた。うち最重点9項目について、県民の命と暮らしを守る県土強靭化をはじめ、子どもの人権を守る施策などに特に力を入れてほしい。県民のニーズ、将来の課題に対応し、財政規律を踏まえながら、質の高い予算編成にしていただきたい」とあいさつ。これに対し、石井知事は「財政健全化に一層努力しながら、新幹線開業効果を持続させ、新しい飛躍につなげたい。新時代に向けた勢いを大きくし、花が開くように頑張っていく」と答えた。
 20年度予算に対する基本要望は321項目。早急に取り組むべき最重点項目として、▽アミューズメント施設やテーマパークなど魅力ある施設の整備・誘致の検討▽県土強靭化▽県営武道館の建替整備の加速化▽再編高校跡地の利活用策の早急な決定▽富山湾の世界ブランド化▽5GやAI、IoT技術を活用した富山版スマートシティの実現▽持続可能な中山間地域の形成―など9項目を盛り込んだ。重要要望は15項目。

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