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北陸工業新聞社
2019/12/02

【石川】4階建て約3000平方メートルを想定/金沢市健康プラザ大手町基本構想/来年度に基本設計/22年度着工へ 

 金沢市は、28日に開かれた第1回金沢健康プラン推進会議作業部会で、金沢健康プラザ大手町の再整備にかかる基本構想の骨子案を示した。新施設は現在地に20メートルの高さ制限があるため4階建てが限界とし、延べ床面積は3000平方メートル程度を想定。スケジュールでは22年度の着工、24年度のオープンを目標とする。
 再整備では、老朽化した西館と新耐震基準に対応していない東館を1棟の建物として整備する。懸案だった駐車スペースについては、敷地面積約2000平方メートルのうち約850平方メートルを確保し、現在の11台分から30台分に拡張する考え。
 施設機能では、引き続き健康づくりや介護予防事業などを行うほか、災害時に軽傷者の治療を行う医療救護所を設ける方針。建物は市民に愛される魅力あるデザインとし、医療発祥の地という歴史的背景を考慮した設備を整備する。
 スケジュールに関しては、来年度に基本設計(建物、外構)、21年度に実施設計(同、解体)を進め、22年度に現施設を解体後、2カ年で建築工事に着手する考え。
 市は来年2月に開く第2回作業部会で基本構想案を提示する。その後、健康プラン推進会議でも審議する。

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