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建通新聞社(岡山)
2019/12/05

【岡山】浅口市 三ツ山スポーツ公園内の人工芝多目的グラウンド整備 新たに寄島運動場(B&Gグラウンド)を候補地に加えて、再検討へ

 浅口市は、三ツ山スポーツ公園内に人工芝多目的グラウンドを整備するため設計を進めていたが、新たに寄島運動場(B&Gグラウンド)を候補地に加えて、再検討することになった。
 廃棄物処理法の指定区域である寄島干拓地は、グラウンド整備工事を行う場合、岡山県の許可が必要。しかし、そのような許可は前例がなく整備の見通しが立たないため、新たな予定地を検討することになった。
 寄島運動場(寄島町7555ノ2)は、寄島B&G海洋センターの西側に位置する約1万2000平方bのグラウンド=写真。現在、主に野球場として利用されており、照明灯が6基、周囲はフェンスと防球ネットで囲われている。人工芝多目的グラウンドはサッカーやグラウンドゴルフなどを行える施設にする。既設の照明灯を新グラウンドに併せて撤去・新設する。また近隣に駐車場がないため、駐車場の確保が課題となる。
 市は当初、三ツ山スポーツ公園内で整備するため、キタイ設計(倉敷市)に詳細設計を委託。今回、候補地に寄島運動場が加えられたため、設計変更の手続きをし、年内をめどに整備地を絞り込む考え。順調なら、2020年度当初予算に整備費を計上し、4〜5月ごろに工事を発注。21年4月からの供用を目指す。

「提供:建通新聞社」