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滋賀産業新聞
2019/12/09

【滋賀】県北部流域下水道 彦根・長浜管内の管渠整備計画

 県北部流域下水道事務所が今年度末から来年度にかけて実施を予定する彦根と長浜管内における管渠整備事業の計画概要が、このほど明らかとなった。
 それによると、6幹線(彦根管内では愛東東幹線と愛東西幹線・湖東幹線・彦根南幹線・彦根南第二幹線、長浜管内では木之本西幹線)について、それぞれ引き続いて管渠の整備推進を図っていく。
 まず、愛東東幹線については、現在は東近江市の上岸本地先までの約20・3qを整備して供用中。今年度は、整備済み区間から上流のL99b(推進工φ400_)の工事を完了し、引き続いて来年度はL370b(開削工φ350_および推進工φ1000_)の工事を予定。
 愛東東幹線は、彦根市須越町地先の宇曽川ポンプ場から愛荘町を経由し、東近江市曽根町までの約26・7qの流域幹線。東近江市鯖江町地先までの1・1qを、23年(令和5年)4月に新たに供用できるように引き続いて管渠整備を進めていく。
 また、愛東西幹線については、県道愛知川彦根線の稲枝踏切除却事業に伴い、当該道路事業区間の暫定圧送管施設の再整備を進め、L445b(φ250_×2条)の圧送管の整備を行う。今年度には、JR上流側の特殊マンホールの整備を完了する予定。今後は、県道整備の進捗と調整を図りながら、21年度(令和3年)には算定管路から新設管路への切り替えを行う予定。
 愛東西幹線は、彦根市加田山町地先から愛荘町川原までの約6・1qの流域幹線。稲枝踏切の除却事業に伴い、引き続いて圧送管の再整備を推進。 
 さらに、湖東幹線についても今年度は、整備済み区間から上流のL257b(推進工φ800_)の工事を完了し、引き続いてL437b(推進工φ800_)の工事に着手(発注済み)。東近江市中里町地先までの1・3qを22年(令和4年)4月に供用できるように、引き続いて管渠整備を進めていく。
 湖東東幹線は、愛荘町栗田地先から東近江市読合堂町地先までの約5・3qの流域幹線。現在、東近江市僧坊町地先までの約3・9qを整備して供用中。
 一方、彦根南幹線は、彦根市金沢町地先から下岡部町地先までの約1・5qの流域幹線。18年度(平成30年)に事業計画を変更し現在は、全体区間約1・5qの圧送管施設を暫定整備し供用中。今後は、圧送管の2条化の整備を推進していく。
 また、彦根南第二幹線については、同じく18年度(平成30年度)に事業計画を変更した彦根市彦富町地先から新海町地先までの約5・7qの流域幹線。今年度は、下流区間L900b(開削工φ200_および推進工φ300_)の工事に着手し、25年度(令和7年)の全線供用を目指して引き続き整備を進めていく。
 長浜管内の木之本西幹線については、今年度は整備済み区間から上流のL448b(推進工φ350_)の山本2工区管渠工事を完了し、引き続いてL443b(推進工φ300_)の山本3工区工事に着手し、長浜市湖北町山本地先までの約1・3qを25年(令和7年)4月に新たに供用できるように、引き続いて管渠整備を進めていく。

提供:滋賀産業新聞