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日刊建設タイムズ社
2019/12/09

【千葉】新日本に予備設計委託/木更津市/江川運動場の野球・サッカー場/来年度は実施設計着手

 木更津市は、江川総合運動場拡張整備事業で本年度、野球場・サッカー場の施設整備工事に伴う予備設計を新日本コンサルタント(千葉営業所・船橋市夏見台1―20―17―507)に委託している。委託金額は予定価格495万円(消費税抜き)に対し314万8000円(同)。委託工期は2020年3月10日まで。来年度に実施設計を行い、21〜23年度の3か年で施工し、23年度内の供用開始を目指す。
 本年7月にオープンした陸上競技場を挟み、北東側に野球場、南西側にサッカー場を整備する計画。面積は約3・58haを見込む。
 野球場は、センター122m、両翼98mの硬式公認野球場とする。芝面は天然芝の採用を検討。主な施設はバックネット裏建物、スコアボード、バックスクリーン、バックネット、防球フェンスなど。バックネット裏建物には審判室、放送室、本部室、控え室、ダッグアウト、トイレなどが入る。
 またサッカー場は、115m×78m(ピッチ寸法105m×68m)の日本サッカー協会認定規格(種別C)の施設とする。芝は天然芝の採用を検討。主な施設は審判本部室、用具庫、手足洗い場、防球フェンスなど。
 野球場は21〜23年度の3か年、サッカー場は22〜23年度の2か年で整備する計画。野球場については、防衛省北関東防衛局が本年度から内野グラウンドの整備などを実施している。野球場、サッカー場の整備と併せて、公園施設の管理棟の建設を予定。ほかにベンチ、あずまや、照明、トイレなども整備する。
 同事業は「防衛省木更津飛行場周辺に所在する周辺財産の利活用」を目的に、既存の江川総合運動場の北西側の約8haの国有地について、「土地等の財産使用許可」を受けて無償借用により拡張整備を行う。北関東防衛局が公園的基盤整備を実施。市が防衛省の補助金を活用し、運動場機能付与のための施設整備(建物・工作物)を行う。
 本年5月に陸上競技場が完成し、7月には供用を開始している。陸上競技場は400mトラック8レーン(全天候型舗装)を備えた第3種公認規格の施設を整備した。
 一方、防衛省が実施する公園的基盤整備は3期工事が完了し、本年度から4期工事に着手している。4期工事では、野球場のグラウンド整備や公園の園路整備などを実施する。
 そのほか、防衛省が駐車場を整備。東側に大型車9台と普通車53台、西側に普通車96台を整備する計画で、ほかに駐輪場を整備する。既存の駐車場は普通車159台分が整備されている。k_times_comをフォローしましょう
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