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建通新聞社(中部)
2019/12/10

【愛知】田原市 あかばねこども園の整備と運営

 田原市は、新たに設置する幼保連携型認定こども園「あかばねこども園」(仮称)の整備と運営を行う民間事業者を募集した結果、学校法人正円寺学園(豊橋市牛川町浪ノ上10)に決定した。
 同市は、高松保育園(高松町木場19)と赤羽根保育園(赤羽根町天神55)と若戸保育園(若見町新居31)の三つの市立保育園を統合し、「あかばねこども園」を田原赤羽根土地区画整理事業で、こども園用地として確保する、赤羽根町天神地内に新設する。
 開園までのスケジュールは、市と民間事業者による整備と運営の協議を2021年度まで行う。また、20年度事業で新園舎の設計と用地造成を実施する。21年度には、建設工事の事業者を募集して工事着手するとともに、市と合同保育を実施する。22年4月1日に市から運営を移管して開園する。
 建設地は赤羽根町天神地内の敷地面積は約4840平方b。用地は市が無償貸与する。用途地域は東三河都市計画区域(市街化区域)で、建ぺい率60%、容積率100%、高さ制限は10b。駐車場用地は、隣接する赤羽根保育園跡地の面積3775平方bを利用する。
 定員は今のところ240人程度(1号認定30人、2号認定150人、3号認定60人)を見込んでおり、子育て世帯数の推移を見ながら決める。
 統合する既設の園舎はいずれも1981年に建設され、駐車場になる赤羽根保育園以外の2園については土地利用について今後検討を進める。既設園舎の規模は、高松保育園が鉄筋コンクリート造平屋645平方b。赤羽根保育園が鉄筋コンクリート造平屋650平方b。若戸保育園が鉄筋コンクリート造平屋634平方b。

提供:建通新聞社