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北陸工業新聞社
2019/12/12

【石川】40億円追加し230億円/能越道輪島道路の総事業費/評価委が了承/残費は約58億円に 

 北陸地方整備局金沢河川国道事務所が、22年夏ごろの暫定2車線開通に向けて工事を促進している「国道470号(能越自動車道)輪島道路」(輪島市三井町本江〜三井町洲衛)の総事業費が、見込み額より約40億円増加し、約230億円となることが、10日に開かれた19年度第2回同局事業評価監視委員会において説明され、委員会側の了承を得た。
 増加した理由について、局側では▽「小泉地区における強風化礫岩の地すべり抑止対策の追加5カ所 約5億円▽小泉・洲衛地区における巨石対策の追加 約18億円▽小泉地区における盛土材改良の追加 約17億円―としている。22年夏ごろという開通予定時期の変更はない。
 輪島道路4・7キロは06年度に事業化され、18年度末までに約157億円が執行済み。残事業費は57億9100万円となっており、内訳は次のとおり。
▽土工 23万8000立方メートル 36億4400万円
▽軟弱地盤改良工 5億3500万円
▽法面工 1万平方メートル 2億2400万円
▽排水工 5812メートル 1700万円
▽中央分離帯工 5568メートル 8500万円
▽車道舗装 8万2884平方メートル 8億2700万円
▽交通管理施設工一式 8300万円

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