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建設経済新聞社
2019/12/12

【京都】令和2年度予算の新規・充実事業 橋梁耐震等に34億円超要求

 京都市は11日、令和2年度当初予算編成における新規・充実事業の要求状況を発表した。
 現時点で要求金額が確定している新規・充実事業は、件数が155件(前年度は99件)で経費が154億円(特定財源121億円、一般財源33億円)(前年度は151億7900万円)。
 主な建設関連事業(▼は新規事業、▽は充実事業)をみると、環境政策局は▼2050年CO2ゼロをめざす再エネ最大化アクション(630万円。カッコ内は要求額。以下同じ)、行財政局は▽芸術大学移転整備事業(24億6800万円)、総合企画局は▼京都駅東部エリアの活性化(500万円)、文化市民局は▼文化会館長寿命化に向けた修繕計画の策定(2070万円)▼市指定文化財防災対策重点強化事業(2000万円)▼市文化財の「保存と活用の好循環」創出に向けた重点的修理推進事業(仮称)(4500万円)▼新たな「京都市動物園構想」推進事業(6360万円)▼二条城内環境向上事業(仮称)(7420万円)▽西京区総合庁舎整備(6810万円)▼東本願寺前における市民緑地整備事業の機運醸成に向けた取組(100万円)▼西京極総合運動公園の計画的改修(未定)、産業観光局は▼地域企業事業継続力強化支援事業(仮称)(1370万円)▼京都スタートアップ・エコシステム推進プロジェクト〜「スタートアップの都・京都」を目指して〜(仮称)(4750万円)▼ため池水位検知システム導入事業(140万円)▼丹波広域基幹林道改良事業(1600万円)▼風倒木被害地の再生支援事業(3380万円)▼災害復旧に向けた倒木対策の推進事業(高性能林業機械の導入)(3990万円)▼市内産木材を使った京のまちなみ推進事業(2110万円)▼未利用木材の利用促進事業(600万円)▼災害に強い森づくりの推進〜危険木伐採支援事業〜(450万円)▼新たな森林経営担い手支援事業(仮称)(2000万円)、保健福祉局は▼障害者共同生活援助事業所等整備助成(1億4910万円)(新設3ヵ所助成)▼伝福連携推進等事業所整備助成(仮称)(2億1800万円)▼介護基盤等整備助成(6億1400万円)、子ども若者はぐくみ局は▼保育所等の受入枠拡大に向けた整備(10億1900万円)、都市計画局は▼洛西竹林公園子どもの広場再整備(2億1360万円)▼建設業の健全な発展に向けた週休2日工事の推進(債務負担)▼都市計画情報ポータルサイト(仮称)構築(630万円)▼空き家の更なる活用促進に向けた抜本的な空き家対策の推進(8130万円)▼路地再生に向けた街区計画作成事業(380万円)▽「新景観政策」の更なる進化(1110万円)▽駅等のバリアフリー化の推進(未定)(JR西大路駅、桃山駅、京阪鳥羽街道のバリアフリー化、JR京都駅におけるホーム上の転落防止対策推進)▼市営住宅団地再生事業(3億4880万円)、建設局は▽いのちを守る都市基盤防災・減災対策プロジェクト(47億0820万円)[○緊急輸送道路に面する斜面等の防災対策(3億1820万円)○「いのちを守る橋りょう健全化プログラムに基づく橋りょうの耐震補強・老朽化修繕」(34億0360万円)(耐震補強12橋、老朽化修繕6橋)○「普通河川整備プログラム」に基づく普通河川緊急対策事業(1億6700万円)(2河川)○「河川維持保全実施計画」に基づく普通河川点検業務(1730万円)○「排水機場長寿命化修繕計画」に基づく排水機場の老朽化修繕(8億0210万円)(老朽化修繕16排水機場、4樋門)]▼建設業の健全な発展に向けた週休2日工事の推進(2490万円)▼三条大橋の補修・修景(3500万円)▼東本願寺前における市民緑地整備事業(3420万円)▼船岡山公園眺望景観再生事業(1510万円)、消防局は▼宿泊施設に対する火災通報装置の設置指導の推進(100万円)、教育委員会は▼次期整備に向けてのICT環境の検証(300万円)▽学校の学習用コンピュータ増設(未定)▼西陵中学校区小中一貫教育校整備事業(1億3000万円)▽長寿命化改修を核とする学校施設マネジメントの推進(21億7710万円)▼学校給食費の公会計化調査研究(100万円)▽京都市立銅駝美術工芸高校移転整備事業(3億4800万円)▼新普通科系高校開設準備室設置・運営(310万円)、交通局は▽市バスの混雑対策及び受入環境の整備(未定)(北大路バスターミナルのトイレリニューアル他)など。
 予算案が確定する令和2年2月に要求項目ごとの採択結果を公表する。