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建通新聞社(神奈川)
2019/12/16

【神奈川】川崎市 入江崎クリーンCの処理方式変更を検討

 川崎市は、「入江崎クリーンセンター整備事業に関する整備計画の検討支援業務」を中日本建設コンサルタント神奈川事務所(横浜市磯子区)に230万円で委託した。2017年度から18年度に実施した「入江崎クリーンセンター整備事業に関する基本計画作成支援等業務」を踏まえて、処理方式を「前処理+希釈方式」に変更し、整備計画再作成に向けた検討と資料の作成収集を行う。履行期限は20年3月31日。
 川崎市では、臨海部国際戦略推進本部が主体となって事業を進めている、「塩浜3丁目周辺土地利用計画(17年5月策定)で、入江崎クリーンセンターの敷地を憩い・交流機能の導入を図る地区と定めた。現センターは塩浜中公園予定地(川崎区塩浜3ノ21ノ1)に移転し、施設更新することが位置付けられている。
 17年度には、「入江崎クリーンセンター整備事業の基本計画作成支援等業務」を公募型プロポーザルにより、中日本建設コンサルタント神奈川事務所に委託。入江崎クリーンセンターの移転改築に向けて、18年10月末までに、基本計画・基本設計の取りまとめなどを実施した。
 入江崎クリーンセンター(川崎区塩浜3ノ14ノ1)は、川崎市内で収集したし尿を希釈処理した後、下水処理場へ圧送する施設。北側にある公舎は老朽化や耐震性などの問題で使用できない状態になっている。

提供:建通新聞社