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建通新聞社(神奈川)
2019/12/17

【神奈川】横須賀市 新港ふ頭フェリー就航へ基盤整備検討

 横須賀市は、新港ふ頭へのフェリー就航に向けて基盤整備の検討と、関係機関との調整・協議を進めている。フェリーの接岸には、係船柱や防舷材など係留施設の改修や、SOLAS施設の改修、その他の施設の設置が必要となる。市は2021年春の就航を目指す。
 就航予定のフェリー航路は、横須賀港新港地区と北九州港新門司地区を結ぶもの。1万7000d級の大型フェリー2隻体制により、日曜日を除く1日1便週6便の運行を予定している。運航会社は東京九州フェリー(SHKライングループ)。
 横須賀市は今年6月、「横須賀港新港地区基盤整備検討業務」をポートコンサルタント(東京都文京区)に委託。フェリー就航に向けて、新港ふ頭基盤整備の基本設計、実施設計を来年3月までの予定で実施している。委託業務の中で、旅客待合所(フェリーターミナル)、旅客連絡橋(ボーディングブリッジ)、旅客駐車場、ランプウエイ用地、車路などの検討を行い、工事に必要な数量設計書、図面などを作成してもらう。
 ただ、新港ふ頭は完成自動車の積み出しや冷凍マグロの荷役などに使用されており、全体がSOLAS区域として、国際条約に基づく強いセキュリティー体制となっている。そこにSOLAS条約が適用されないフェリーが入船するためには、区域を分けるなど、施設やシステムの改修が必要となる。対応策については、19年度の委託の中で検討し、就航までに実施していく考え。また、フェリー就航後も既存のふ頭利用と共存していけるように、運航会社、国土交通省、港湾事業者、その他の関係機関との協議、調整を行っていく。

提供:建通新聞社