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滋賀産業新聞
2020/01/16

【滋賀】野洲市 永原第2団地の4号棟新築

 野洲市は、市営住宅長寿命化計画に基づき改築を計画している永原地先の「永原第2団地」1〜4号棟のうち未改修の「4号棟」について、今年度委託済みの基本設計完了後は解体予定の既存4号棟の解体設計を20年度、解体工事と新4号棟の実施設計を21年度発注し、22年度当初予算に事業費を措置し同年度建築工事を発注、23年度までかけて進めたい考えだ。4号棟新築工事に係る概算事業費は現時点で4億6530万円を見込んでいる。
 「永原第2団地」は、昭和44〜48年に永原地先の旧河川敷である「永原官有地」に整備された▽「1号棟」=RC造4階建、24戸、▽「2号棟」=RC造4階建、16戸、▽「3号棟」=RC造4階建、16戸▽「4号棟」=RC造4階建、16戸―の4棟で構成。総戸数は72戸で4棟合わせ約延4000平方b弱。旧耐震基準であることと住民の高齢化でバリアフリーやエレベーター設置を要することから、長寿命化計画で最も優先度が高い4号棟から整備に着手する。
 公営住宅のストック不足を指摘している15年度策定の住生活基本計画にのっとり、ストックを増やす方向で改築後の4号棟は25戸とし、RC造5階建、延1499・26平方b規模で計画。
 19年度丸山建築事務所(大津市)に委託中の1〜4号棟全体を対象とする基本設計を3月中旬をメドにとりまとめ、設計過程で全体を見すえ適切なストック量を精査し増減の方向や建物規模を最終決定。基本設計完了後は20年度、4号棟のみについて解体設計を委託、21年度当初予算に解体事業費を措置し解体工事、建物実施設計をそれぞれ発注、22年度当初に4号棟建築に係る予算を措置し、新4号棟建築工事を発注・着工。23年度に完了し、24年度に住民に戻ってもらう計画だ。

提供:滋賀産業新聞