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建通新聞社(中部)
2020/01/24

【岐阜】3月末にも建設地決定 川辺町の統合小学校

 川辺町は、川辺西小学校など町内全3小学校を統合し、新設校を建設する。現在、川辺町小学校再編計画策定委員会(富樫幸一会長)の中で小中一貫校の可能性や統合校の規模、建設地などを検討しており、早ければ3月末までに決定する。また3校の跡地は福祉ゾーンなどとして活用することを検討しているが、詳細は未定。
 統合の対象となっているのは川辺西小(中川辺125)、川辺北小(上川辺575)、川辺東小(比久見785ノ4)の3校。川辺西小校舎の耐用年数が近くなっているため、これを機に3校を統合し、新設校を建設する。開校は10年〜13年後を想定している。
=建設費最大で26億想定=
 統合校は校舎が3階建て延べ6000平方b、建築面積が2000平方b、グラウンドが1万2000平方b程度を想定している。本体建設費は20億〜22億円としているが26億円程度にまで増加する可能性がある。小中一貫校となった場合は建築面積やグラウンド、建設費が2倍程必要になると試算している。
 建設候補地は2カ所に絞られている。また統合校が設立された後の3校の跡地はスポーツゾーンや福祉ゾーンとして活用する構想があるが、具体的には未定としている。

提供:建通新聞社