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北陸工業新聞社
2020/02/03

【福井】総額4億8000万、新規着手へ/針原(坂井)経営体育成基盤整備/−県− 

 福井県は坂井市針原の針原地区を対象に、県営土地改良事業(経営体育成基盤整備事業)として農業用用排水施設、暗渠排水、客土各事業を計画しており、現在、新規事業化に向け手続きを進めている。
 計画によると、総事業費は3事業を合わせ4億8000万円。
 いずれも事業期間には20年度から25年度までを見込む。
 まず農業用用排水施設の事業費は3億7800万円(うち用水路工3億3500万円)。概要は幹線用水路2・19キロ(開きょ、YF600〜700*700〜900)、支線用水路6・51キロ(開きょ、JBF300〜600)。施設を更新し、用水の安定供給および維持管理の軽減を図り、安定的かつ持続的な低コスト化農業の構築を目指すとともに、担い手による農地利用集積および高収益作物の拡大に取り組むのが狙い。
 暗渠排水には9260万円を投入(うち暗渠排水工8500万円)。概要は暗渠排水32・1ヘクタール。施設を整備し、土壌を乾田化させることで、高収益作物の増収を図るとともに、水稲等の安定多収と効率的な農作業を実現させ、農業経営の安定を図る。
 客土の事業費は940万円(うち客土工700万円)。概要は客土2・3ヘクタール。耕土補給を行い、周辺農地との営農条件の格差を解消し、担い手による農地利用集積および流動化を促進する。

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