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建設経済新聞社
2020/02/13

【京都】向日が丘支援学校全面改築 令和6年度工事見据え、令和2年度から設計

 京都府教育委員会は、長岡京市井ノ内の府立向日が丘支援学校の全面改築に向け、新年度から設計に着手する考え。
 向日が丘支援学校の改築を契機に、京都府と長岡京市が連携し、支援学校周辺を共生型の福祉エリアとして一体的に整備する構想を検討している。
 府教委は令和2年度当初予算案に向日が丘支援学校校舎等整備費として6800万円を計上するとともに、債務負担行為1億9800万円を設定。また当初予算案では、健康福祉部が発達障害専門医療あり方検討費に100万円を新規計上しており、向日が丘共生福祉施設の整備に合わせ、乙訓地域を中心とした府南部地域の専門医療のあり方を検討する。
 向日が丘支援学校の改築は、令和2年度〜3年度に基本・実施設計を進める。令和4年度に埋蔵文化財調査、解体実施設計を行い、令和5年度から解体工事を実施。令和6年度から建設工事に着手する見通し。
 改築基本構想によると、校舎等の所要面積は、児童数の増加見込、国庫補助制度及び特別支援学校施設整備指針等を踏まえ、概ね1万3000u〜1万5000uの延べ床面積を見込む。工事計画・基本設計において詳細を検討した上で決定する。
 施設機能は、(普通教室)▽児童生徒の発達段階や障害の程度に柔軟に対応できる教室▽タブレット端末等のICT機器や学習支援機器を活用するため、必要となる無線LANネットワークの設置等、(特別教室)▽共同学習や交流を行う多目的教室▽作業学習や職業に関する実習室▽生活する力を育む生活実習室、(体育施設)▽様々な障害者スポーツに取り組める規模の体育館▽幅広い年齢、発達段階に対応する遊具を備えた運動場▽地域開放時に独立して施設利用ができる付帯施設。
 工事期間中の教育活動への影響軽減では、今後の工事計画の検討において、仮設校舎の設置や敷地外の他施設等への一時移転も含めた検討を行うなど、十分な対策を講じる。
 向日が丘支援学校(長岡京市井ノ内朝日寺11の市街化調整区域に立地)は、建物敷地2万4302u、運動場3823uで校地面積は2万8125u。建物は管理棟など一部を除き平屋建で、校舎6658u、体育館384u、寄宿舎1411uで合計延8453u。
 児童生徒数は小学部45人、中学部46人、高等部66人の計157人(令和元年5月1日現在)。
      ◇      
 長岡京市が令和元年5月にまとめた共生型福祉施設構想・基本計画によると、土地利用の検討では、共生型福祉施設は、支援学校の敷地の一部を府から譲渡(提供)を受け整備することを基本とし、長岡京市としては福祉施設と支援学校がともに府道大山崎大枝線に面し、東西に並立するような配置となることが望ましいとした。府との協議を継続しつつ、共生型福祉施設の配置にかかる詳細な検討は譲渡(提供)エリア確定後に行う。
 共生型福祉施設の想定規模は、@老人福祉センター竹寿苑1000uA地域生活支援拠点1500uB児童発達支援センター1000uC付加機能(支援学校との連携機能・地域共生機能)1600uD付加機能(福祉人材育成機能)400uの計5500u。
 老人福祉センター竹寿苑が2〜3階建、延約1000u、地域生活支援拠点・支援学校との連携機能・福祉人材育成機能・地域共生機能が2〜3階建、延約3500u、児童発達支援センターが2〜3階建、延約1000u。敷地想定面積は6500u。
 概算事業費は、老人福祉センター竹寿苑が3億8000万円、老人福祉センター竹寿苑以外が17億2000万円で計21億円と算出した。