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日刊建設工業新聞
2020/02/19

【鳥取】20年度建設費26・7億円/前年度比/3・3%の減

 鳥取市水道局は2020年度水道事業会計に建設改良費26億7423万2000円を盛り込んだ。前年度と比べて3・3%減となった。事業別では浄水施設整備事業が95%減の一方、配水施設整備事業は44%の増加。
 配水施設整備事業には前年度比44・2%増の3億2689万円を投入する。千代川水管橋経由の若葉台系送水管を源太橋添架管経由に切り替えるほか、米里系送水管と連絡し千代川の横断管路の複数化を図る。また、配水管網整備や基幹管路耐震化も実施する。
 地域水道整備事業には前年度比4・9%増の8億5858万1000円を投入。20年度は鳥取、国府、福部、用瀬、佐治、青谷地域の施設整備工事、国府、用瀬、佐治、気高地域の調査設計業務を実施する。
 配水管等改良事業には前年度比15・3%増の10億1008万円を充てる。震災対策整備事業として20年度は体育館4カ所、学校8カ所、公園1カ所、水道局に応急給水拠点を整備する。また、老朽管の更新や水管橋耐震補強も実施。水管橋は大宮橋水管橋(鳥取市吉成3丁目〜的場地内)の耐震補強工事に着手する。
 浄水施設整備事業は江山浄水場の水質検査室の建築主体工事などが完了。前年度比95・5%減の1850万7000円を充てる。20年度は場内整備工事、検査機器移設などを実施し、20年10月に水質検査棟の運用を開始する。

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