トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

滋賀産業新聞
2020/02/25

【滋賀】東近江市の2020年度当初予算案

 東近江市は、きょう(25日)開会の市議会3月定例会に、一般会計498億円、特別会計224億5000万円、企業会計87億7368万5千円からなる総額810億2368万5千円の20年度当初予算案を上程する。
 一般会計予算額は、実質的な予算規模としては過去2番目の規模となった19年度と同額で、市は「20年度は新たに策定する第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の初年度にあたることから、これまで進めてきた地方創生の取組をより強力に推進するとともに、子育てしやすいまちづくりや中心市街地のにぎわい創出、自然・歴史・文化・地理的優位性や日本遺産を活用した観光戦略の推進、定住移住施策の推進によって、『誰もが健康で明るくいきいきと輝きながら暮らしていることを一層実感することができるまち』を目指した積極型予算を編成した」としている。
 特別会計は対前年度比2・7%(6億2080万円)減、企業会計は1・4%(1億1781万9千円)増で、一般会計を合わせた総額は0・6%(5億0298万1千円)減。一般会計の普通建設事業費は1・17%(8537万9千円)減の49億3932万6千円となっている。
 主な施策は、「交通政策・都市基盤の強化」で、期間限定で近江鉄道の運賃を割り引く特別乗車券を新たに発行するとともに、八日市駅・太郎坊宮前駅の駅前広場や八日市駅トイレの改修、ちょこっとバス「学生お試しキャンペーン」を継続するなど地域公共交通を守り・育てる取組を強化。また。都市計画道路小今建部上中線(聖徳工区)や都市計画道路中学校線(垣見工区)の整備推進、名神高速道路黒丸PAに接続するスマートIC基本計画を策定するなど地域を結ぶ道路等の都市基盤の強化を図る。
 「観光振興」では、観光のまちづくりを進める法人を新たに設立し、地域全体をホテルに見立てた分散型ホテルの取組を開始するとともに農家民泊による教育旅行の運営体制強化。「文化スポーツ環境の強化」では、あかね文化ホールの改修や布引陸上競技場のスコアボード新設、蒲生体育館・ひばりドームの改修などに取り組む。
 「農業振興」では、地域商社鞄結゚江あぐりステーションの機能強化、野菜生産を拡大する農家や野菜地産に向けた機械の導入に対する支援など生産振興を図るとともに、農機具購入経費に対する支援を増額し地域農業の担い手である集落営農組織の強化を図る。「コミュニティ活動支援の充実」では、地域の支え合い・にぎわい拠点づくり補助金を創設し自治会活動を支援する。
 見守りおむつ宅配便に代表される「子育て環境の更なる充実」では、中学校3年生までの医療費助成を継続するとともに、保育サポーターを増員し保育士人材の確保対策の強化や医療ケアが必要な児童生徒の通学支援を創設。また、聖徳中学校・蒲生西小学校の大規模改修を行なう(発注済)ほか、児童の急激な増加に対応するため八日市北小学校の増築を行なう。
 「地域医療の充実」では、蒲生医療センターの指定管理に伴い政策的医療交付金を増額するほか、老朽化した永源寺診療所の改築などに取り組む。

提供:滋賀産業新聞