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建通新聞社(中部)
2020/02/25

【愛知】キング観光 中央水産ビルの解体に着手

 【名古屋市中村区】三重や愛知などにパチンコホールを展開するキング観光(三重県桑名市中央町1ノ96)は、名古屋市中村区の柳橋中央市場内で取得していた「中央水産ビル」の解体に、2月中旬から着手した。解体の工期は10カ月程度を想定。完了後はパチンコ店を中心とした複合施設の建設を計画している。施工は、新築を含めてイチケン関西支店(大阪市中央区)が担当。完成は2021年末を予定している。
 中央水産ビルの所在地は名古屋市中村区名駅4ノ11ノ3。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て延べ約1万3000平方b。1965年に完成した。同ビルは、柳橋中央市場を構成する名古屋中央市場水産物協同組合が、2018年12月に開いた臨時総会で売却する方針を固め、キング観光に売却した。
 解体後に新築する施設は、鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上10階建て延べ約1万4000平方bを計画。パチンコ店の他、コンビニエンスストアや貸事務所、駐車場などを設ける計画で、アミューズメントを中心にした複合ビルにする。また、巨大地震などの災害発生時には、帰宅困難者らが避難できるようにする。
 中央水産ビル付近では、東南側で東和不動産(名古屋市中村区)が柳橋食品ビル(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2382平方b)を取得。27年にはリニア中央新幹線の開業予定が控えている他、名古屋市が市営地下鉄東山線に「柳橋駅(仮称)」の新設を構想するなど、同地周辺の開発熱が高まっており、今後の動向が注目される。

提供:建通新聞社