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建通新聞社(中部)
2020/03/02

【岐阜】リニア駅周辺アクセス道路などを 中津川市の当初予算案

 中津川市は、2020年度当初予算案を公表した。中津川市の予算案規模(2020年度)一般会計に前年度当初比0・9%減の384億3200万円を付けた。新衛生センターやこども園の整備などの大型事業が完了したことから8億9550万円を減額。リニア駅周辺や関連施設の整備を進める。普通建設事業費は同13・1%減の61億2826万円となった。
 会計別に見ると特別会計は同16・5%減で170億2720万円、企業会計は同28・1%増で211億5047万円、そのうち水道事業は同7・4%減で36億5915万円、下水道事業は20年度から企業会計に移行するため同皆増で58億6225億円となった。
 建設関連の事業を見ると、リニア駅への新たなアクセス道路や関連道路の整備に7億3765万円を付け、東濃東部都市間連絡道路や市道坂本264号線、市道坂本58号線などの用地取得と工事を行う。また青木斧戸線の整備に6億4900万円、神坂PAスマートインターチェンジ(仮称)の整備に7億4600万円を充て用地取得や工事を行う。この他リニア岐阜県駅周辺の空間デザイン計画の検討や美濃坂本駅との自由通路の概略設計に1億4927万円を付けた。また23年度のオープンを計画している市民交流プラザ(仮称)の設計に8550万円を充てた。
 この他に坂本地区の下水道の整備工事に2億3100万円、苗木地区の新斎場建設に向けた調査などに3791万円、新ふくおか小学校(仮称)の詳細設計に8707万円を充てた他、川上地区の情報通信網の整備に4936万円を付け老朽化したかわうえCATV施設を廃止して光ファイバーケーブルなどの情報通信網を整備する。

提供:建通新聞社