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北陸工業新聞社
2020/03/10

【石川】施工者の選定に着手/エイムクアハウス九谷改築/能美 

 エイム(金沢市戸水2丁目、山崎充浩代表取締役社長)は、多目的温泉保養館「クアハウス九谷」(能美市泉台町地内)の改築について、施工者の選定作業に入ったもようだ。
 新たな健康増進施設の建設規模は、S造2階建て延べ2036平方メートル。敷地内北側の駐車場で建て替える。新施設の内部には、露天風呂やジャグジー、サウナなどを備えた温浴施設、プール、トレーニングジム、ホットヨガのスタジオを配すほか、カフェも設け、温泉とフィットネスが融合した施設となる。
 設計は山岸建築設計事務所(金沢市)が担当。21年4月のオープンを目指す。
 クアハウス九谷(RC造地上2階地下1階建て延べ3756・72平方メートル)については、1988(昭和63)年に能美市が建設。築後30年超が経過し、設備も含めて老朽化が進んでいる。個人会員は1800〜1900人を有するという。
 同社は、昨年4月から同施設の指定管理者になっており、市と協議しながら、健康増進機能の充実に向けた施設の整備方針などを検討してきた。その結果、大規模改修を施しても多額の費用を要することから、民設民営により敷地内で建て替えることにした。

hokuriku