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建通新聞社
2020/03/11

【大阪】岬町 みさき公園再生へ遊戯施設など提案

 岬町は、新たな再生を目指す「みさき公園」の民間活力導入を検討するサウンディング型市場調査結果についてまとめた。参加した事業者は11者で、体験型遊戯施設設置や円形ドーム型交流施設設置などとともに、アウトドア活動や各種イベントの開催などを提案。町では提案内容を精査・検討し、事業化への判断から具体化を加速させる。
 提案内容のうち、既設の公園施設を活用しながら新たな公園施設整備については、▽周辺の景観と調和した体験型遊戯施設(バギー車、ジップライン)の設置▽バーべキューエリアの施設などの設置▽オートキャンプ・グランピングなどの施設設置▽円形ドーム室内空間という非日常的な空間形成と異空間の中で宿泊、飲食、家族、友人らが交流できる施設などの設置▽地域の海産物・特産品を取り入れた飲食施設の設置▽花の新名所となる植物園の設置▽地域の健康増進につながる再生医療関連施設の設置▽現行レストラン・土産物販売店の活用―など。
 イベントや体験プログラムなどの取り組みを主とする提案としては、▽小型動物と触れ合う体験プログラムの実施▽既存施設と連携・利用するアウトドア活動の実施▽野外ライブ、フェスイベントおよび夜間イベント会場としての活用▽芝生広場を利用した住民参加型の触れ合いイベントの実施▽動物を飼育、繁殖および販売を推進するシステムの導入▽みさき公園の既存施設との連携または既存施設を利用し、「海」「丘」「自然」を基本概念とする健康・音楽・食のイベントなどを通じた心の触れ合い事業、ストレス解消事業、健康増進事業の実施―など。
 公園事業実施に当たっての課題、要望などとしては、▽既存の人気が高い公園施設(イルカ館・プールなど)の存続▽動物園は小動物および鳥類に変更し、触れ合い体験型に移行▽樹木管理や清掃業務などは地元業者に発注が必要▽公園運営による収益を積立し新規事業に投資▽既存公園施設に対するバリアフリー化およびリニューアル▽インバウンドに対応する多言語対策▽インバウンド客、日本人来訪客の交流の場の整備と国際交流に対応した多言語対策などの各種仕掛けづくり▽インバウンドに対する追加施策―などを挙げた。
 みさき公園は1957年、淡輪地内に開設した都市計画公園(総合公園)で、にぎわい・交流の重要拠点として位置付ける。来園者の減少や営業赤字など近年の状況を背景に、所有者の南海が3月末での公園事業撤退方針を示したため、今後の存続に向けた新・みさき公園としての再生、活性化を推進するための可能性を検討していく。

提供:建通新聞社