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建設経済新聞社
2020/03/16

【京都】京田辺の調整区域2111u開発 テニスコートとクラブハウス計画

 潟nロースポーツ(代表取締役武田健一氏、八幡市欽明台北3−1)は、京田辺市田辺の市街化調整区域を開発し、会員制テニスコートとクラブハウスを建設する計画を進めている。
 八幡市欽明台で会員制テニスクラブを運営する同社が移転する計画。
 計画地は市道久保橋田辺線と市道新田辺駅前線が交差する交差部の南東側の京田辺市田辺蕪木6及び7の敷地2111・77u。土地は賃借する予定。医療法人社団石鎚会田辺記念病院の西側に位置し、周辺は農振農用地。京田辺市の土地利用計画では、田園集落と農地の活用ゾーンに位置付けられている。
 敷地北側に駐車場(普通車12台、軽自動車5台)、南西側にクラブハウスを配置、南東側にテニスコート2面を配置する。進入路は北側の市道久保橋田辺線側に設ける。雨水排水は、計画地西側に集約し、既設管渠を通じ西側の田辺都市下水に放流。汚水は、合併処理槽を設置し、西側の田辺都市下水に放流する。
 クラブハウスの規模はW造平屋建、延98・54u(建築面積129・80u)。プレーヤーの受付や待機室、シャワールーム(更衣室兼用で男女各1室)、便所(男女各1室)等を収容する。外部デッキスペースを設ける。
 予定スケジュールによると、令和2年4月に農地転用許可取得、5月から造成工事に着手(予定工期2ヵ月)、7月に造成工事を完了予定。8月に建築確認計画概要書を提出し、9月から建築工事に着手(予定工期2ヵ月)、11月に建築工事を完了予定。11月からコート整備、外周ネットその他外構工事(予定工期2ヵ月)を行い、令和3年2月に移転準備を進め、3月に運営開始する予定。
 設計はT・Oクリエイト一級建築士事務所。開発コンサルは、とっち不動産開発。
      ◇      
 ハロースポーツのクラブハウス新築工事については、市街化調整区域での建築を目的に開発行為を行うことから、3月13日開催の京都府開発審査会に諮られ、異議なしと判断された。