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北陸工業新聞社
2020/03/18

【新潟】鉄道高架化に60億円など/都市政策部新年度主要事業/新潟市 

 新潟市都市政策部は20年度主要事業をまとめた。歳出が前年度比56・3%増の133億739万8000円。
 主な事業をみると、都市計画推進事業に4437万2000円を計上し、策定から10年経過した「新潟市都市計画基本方針(都市計画マスタープラン)」について今後を見据えた改定を行う費用などに充当する。
 市街地再開発事業等の促進に11億8316万円を盛り込む。「古町通7番町地区第一種市街地再開発事業」は建築物解体、広場整備に関する事業費の一部に対して国とともに助成するほか、「万代5丁目地区まちなか再生建築物等整備事業」は工事費等に関する事業費の一部に対して国とともに助成。また、都心部の再開発事業を促進する都市再生緊急整備地域の指定に向けた検討を行う。
 まちなかの魅力創出事業は3315万円を投じ、万代地区歩行者空間整備に向け、商業集積エリア「万代シテイ」において、地区内の道路(市道南2―2号線)歩道新設L=120メートルなどに充てる。交通システム高度化事業には3億9012万円を計上し「(仮称)上所駅」設置に向けた調査設計などを実施。
 空港周辺環境対策事業は5482万9000円。住宅騒音防止対策事業として新潟空港周辺の防音工事実施住宅における空調機器更新工事補助を、電気料及び防音サッシ修理費助成事業として防音工事実施住宅に設置された空調機器の電気料助成及びサッシ修理費助成を行う。
 新潟駅周辺整備関連は20年度、鉄道高架化事業に60億200万円で鉄道在来線の高架化を、幹線道路の整備に2億5687万3000円で鉄道と交差する新潟駅西線と新潟駅東線および出来島上木戸線の整備を、駅前広場の整備に38億5170万円で万代広場と高架下交通広場の整備を進める。

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