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西日本建設新聞社
2020/03/19

【熊本】ブライト企業を加点 県、次期格付けで評価項目新設

 2021・22年度の工事入札参加者資格審査(格付)で熊本県は、技術点の評価項目に「ブライト企業」に認定された建設業者を加点する方針を固めた。将来の担い手確保や働き方改革の促進を図るねらい。点数については今後検討、21年1月の技術事項等評価項目申請時に受け付ける。
 20年建設業者説明会資料(説明会はコロナウイルス拡大防止で中止)の中で明らかにした。
 ブライト企業は、県内企業の労働力確保、労働者の県内就職促進に繋げるため、従業員の労働環境や処遇の改善に優れた取り組みを行う企業を認定するもの。「従業員とその家族の満足度が高い」「地域の雇用を大切にしている」「地域社会・地域経済への貢献度が高い」「安定した経営」の四つの基本的要件に関連する20審査項目を採点。例年6月に募集し県労働審議会で審査後、県が認定している(有効期間3年)。
 ブライト企業で加点された場合は、現行基準の「障がい者の雇用状況5点」と「男女共同参画の推進(育児休業制度及び介護休業制度)5点」の2項目は加点しない。
 県ブライト企業サイトによると、建設業では29企業が取得している。

提供:西日本建設新聞社
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