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建設新聞社
2020/03/25

【東北・福島】約114億の鹿島JVなど/特定復興拠点の解体・除染3件

 環境省福島地方環境事務所は、今月11日に開札した特定復興再生拠点区域被災建物等解体撤去等及び除染等工事の3件について、「大熊町その3」は113億9000万円で鹿島・東急建設JV、「浪江町その3」は87億5000万円で安藤ハザマ・岩田地崎建設・不動テトラ・淺沼組JV、「飯舘村その3」は19億4000万円で大成建設・村本建設JVの落札を決定した。
 WTO・施工体制確認型総合評価落札方式の対象となる「大熊町その3」は鹿島JVのほか、大豊建設・森本組JV、西松建設・フジタJVが応札し、ほか2件は落札者のみが応札した。
 特定復興再生拠点区域は、福島第一原子力発電所に伴う避難指示解除を目指すエリアで、同省が除染や建物解体工事を担当する。
 大熊町の主な工事内容は、建物解体350件、住宅等除染および除去土壌等運搬10万袋などで、工期が11月30日。浪江町は、建物解体120件、住宅等除染および除去土壌等運搬12万7000袋などで、工期は11月30日。飯舘村は、建物解体2件、住宅等除染および除去土壌等運搬4万4000袋、工期は10月30日までとなっている。

 提供:建設新聞社